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絶景が楽しめるロープウェイを『御上先生』出演俳優・森愁斗がナビケート!プロ厳選の全国8か所のスポットも

全国の絶景が楽しめる8か所をプロが厳選

そもそもスキーの移動手段として発達してきたロープウェイは約3分の2が東日本で運行し、そのうちの半数が冬のみの営業。今回は、これからの時期にも楽しめるロープウェイを解説してもらった。

「ロープウェイの魅力は、移動手段でありながら絶景を楽しめることでしょう。急斜面を一気に駆け上がるからこそ体験できる自然美の移ろいに驚かされるはずですよ」(中島さん、以下同)

静岡県「かんざんじロープウェイ」

浜名湖畔の遊園地・浜名湖パルパルに隣接したかんざんじ駅から対岸の大草山駅へ、日本で唯一湖上を渡るロープウェイ。

かんざんじロープウェイ
湖上を渡るのは日本唯一。浜名湖周辺観光にも(写真提供/中島信)
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「湖面上約60mの高さから見下ろす浜名湖の景色はどこか南国風で開放感を味わえるのが特徴です。浜名湖オルゴールミュージアムや浜名湖かんざんじ温泉 華咲の湯などのお得なセット券も販売されています」

住所:静岡県浜松市
営業時間:営業カレンダーに則る
料金:往復・大人1300円、小人(3才〜小学生)650円

徳島県「太龍寺ロープウェイ」

那賀町の鷲の里駅(道の駅鷲の里に併設)と阿南市の太龍寺駅をつなぐロープウェイで、全長2775mは西日本最長。

太龍寺ロープウェイ
川と山の景色が圧巻。お遍路めぐりにもお役立ち(写真提供/中島信)
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「清流四国一にも選ばれた那賀川を渡り、2つの尾根と2つの谷を越えていく壮大な景色に圧倒されます。お遍路巡りの難所として知られていた同地も、ロープウェイが開通したことで参拝客が増えたそうです」

住所:徳島県那賀郡那賀町
営業時間:8時〜16時40分(上り最終)
料金:往復・大人2600円、中高生1950円、小学生1300円

長崎県「長崎ロープウェイ」

稲佐山の麓から山頂へとつなぐロープウェイ。

長崎ロープウェイ
運行時間は国内最長。三大夜景が楽しめる(写真提供/中島信)
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「晴れた日の日中には雲仙・天草・五島列島が見渡すことができますが、見どころはやはり夜。日本三大夜景のひとつ、長崎市内の美しい夜景が目の前に広がります。それもあって夜遅くまで営業しているのが特徴で、年間の総運行時間が最も長いロープウェイとしても知られています」

住所:長崎県長崎市
営業時間:9時〜22時
料金:往復・大人1250円、中高生940円、小学生・幼児620円

北海道「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」

大雪山国立公園内にあり、日本で最も北に位置するロープウェイ。標高670mの山麓・層雲峡駅から標高1984mある黒岳の5号目・標高1300mの黒岳駅まで行くことができる。

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ
国内最北に位置。春スキーや散策に(写真提供/中島信)
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「101人乗りという大型搬器が秒速5mで約7分間、空中遊覧します。黒岳は真夏でも残雪があり、スキーはGWまで楽しめるほどの寒冷地。北海道ならではの雄大な景色に圧倒されるのはもちろん、山頂駅との気温差に驚かされます。凍えながら撮影した場所でした(笑い)」

住所:北海道上川郡上川町
営業時間:8時〜16時(季節変動あり)
料金:往復・大人2600円、小学生1300円(6月から同大人3000円、小学生1500円)

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