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《“親の七光り”は通用しない》スター賞受賞のKoki,「最新映画がアメリカで称賛」一方で評論家からは賛否の声

父木村拓哉と“ニケツ”するKoki,(2024年)
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気になるトルネードの評判だが、「正直なところ賛否あるのですが、映画とはそういうものです」と明かすのは、数多くの作品を評価してきたベテランの映画ライターだ。

「海外の映画レビューサイトには、ワールドプレミアや試写などを見た映画評論家が、少し前からコメントを書き込んでいます。Koki,さんに対しては《Koki,の毅然とした自信に満ちた演技は、この映画の最大の強みである》、《若きヒロインは単純に一つのアイデンティティやムードを表しているわけではない。複雑な演技を見せている》など演技力を褒める声が見られています。反面、作品自体には、《視覚的には見事だが、退屈で想像力に欠ける》、《この作品を楽しめるかどうかは、薄っぺらいキャラクターをどれだけあなたが応援したいかにかかっている》などの書き込みもありました。

ただ、全体としては緊張感のある作品の中で、見事に女剣士役を演じきったKoki,さんには好意的なコメントが目立ちます。日本での公開は未定のようですが、遠近法などを使った映像表現も魅力なので、できれば映画館のような大きなスクリーンでこそ見たい作品だと思いますね」

いまのところ、俳優として大ヒットには恵まれていないKoki,だが、イギリスからの逆輸入作品で、その殻を破るのかもしれない。

工藤静香のライブ終わりだった(2024年)
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まるで映画のワンシーンのよう(2024年)
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