《実家は「揖保乃糸」作っています》元インディアンスのちょんまげラーメン田渕章裕と 迫る“そうめん”のおいしい食べ方 「揖保乃糸」の多様なラインナップも紹介
いつもの味を格上げ!そうめん食べ方四か条
“ゆでるだけ”とシンプルだからこそ、ちょっとしたコツで味に差が出るそうめん。いつもの味が劇的においしくなる4つのポイントを伝授!
【1】帯はすべて外してからゆで始めるべし
そうめんはゆで時間が命。1把ずつ帯を外していては、ゆで時間に差が出てしまう。ゆでる前に帯はすべて外し、一気に湯に入れるのが鉄則!

【2】そうめんよ、踊れ!たっぷりの湯でゆであげるべし
そうめんが踊るくらいのたっぷりの湯でゆでるのが必須。鍋が小さくて窮屈だと、麺が均一にゆであがらないうえ、余分な塩分が残ってしまい、おいしくゆがけない。1人前(100g/2把)で、約1Lの湯が目安。

「ゆで時間1分50秒が好み」(田渕・以下同)
【3】ゴシゴシ“もみ洗い”でぬめり&塩分をしっかり落とすべし
ゆであがったら素早くザルに移し、水ですすいで粗熱を取った後、流水でしっかりもみ洗いを。ぬめりが取れ、水が白く濁らなくなればOK。そうめんに含まれる塩分が洗い流され、雑味のないクリアな味に。

「氷でキュッと締めてもOK!」
【4】開封後は冷蔵庫で保存すべし
「揖保乃糸」は合成保存料などを一切使用していない天然の自然食品。そのため周囲の環境に左右されやすい。開封前は直射日光が当たらず、通気性のよいところで保管を。開封後は密閉できる袋に入れ、冷蔵庫で保存すると安心。

2つの「揖保乃糸」食べ比べてみた!
あなたはどっち派?

おなじみの赤帯!「上級」
「しみじみウマイ! 夏休みの昼飯を思い出して、ばあちゃんの姿まで浮かんできて涙出そうになったわ。懐かしい味。ぼくのソウルフード」

1年熟成させた希少品「特級の“ひね”」
「赤帯の上級だって細いのに、もっと極細! スルスルッとのど越しがよくて、口の中からもう消えてる。さすが小麦の旨みも濃厚やね」

ひねとは…その年に出荷されるそうめんを「新」、管理の行き届いた専用倉庫でさらに1年熟成させたものを「古」と呼ぶ。じっくり熟成させるとよりコシが強く、舌触りもなめらかになる。
手延べ製法で仕上げたラーメンやパスタも!
「揖保乃糸」では手延べ製法で仕上げたひやむぎやうどん、中華麺、パスタなども販売。手延べ特有のツルツル&もちもちした食感がクセになる。
パスタ

ゆで時間は2分〜2分半。ソフトな食感の中に弾力があり、短時間でゆであがるのも魅力的。冷製パスタにぴったり!
うどん

味わいの違う4種類のうどんを販売。手延べそうめんの製法が生きた絶品うどん!
中華麺

冷やし中華にしても!市販のラーメンとはひと味違ったおいしさ。ツルツルとのど越しがよく、冷たくして食べても◎。
◆田渕章裕

6月に『インディアンス』から『ちょんまげラーメン』に改名。『M-1グランプリ』では、2019年より3年連続で決勝に進出。8月16日に「ルミネtheよしもと」にて、改名後初となる単独ライブ『心を込めて準備中』を開催予定。
取材協力/兵庫県手延素麺協同組合 撮影/菅井淳子(人物・料理) 調理・スタイリング/植田有香子 取材・文/岸綾香
※女性セブン2025年7月23日号