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ディスコを体験した高齢者たちは、ここが介護施設であることを忘れさせるほど、生き生きとした笑顔で、音楽を楽しんでいた。
健康になるための取り組みなのはもちろん、「何才になっても、新しい体験ができる」――そんなメッセージを込めてロマンディスコを開催している、大滝さん。介護施設が日常の支援を超え、地域との懸け橋や新たなカルチャーを育む拠点となることを目指している。
「地元の店舗の協力で、利用者さんたちには介護美容のネイルやメイクでおしゃれをしてワクワク感を倍増させてから、ディスコに参加してもらいました。DJタイムには盆踊りサークル・シャインズさんや岸田里佳さんの日本舞踊といった日本の伝統芸能とミックスしたエンタメで、新鮮な体験を楽しんでもらえたと思います」(大滝さん)
イベントが終了すると「若返っちゃって、ついつい踊っちゃった!」「良かったね~。もう一回してもらいたい」と、会場には笑顔があふれた。ココロとカラダを動かし、リフレッシュした45分間。Maasaは「最近では、ダンスが健康づくりに効果的だということがわかってきています。楽しくカラダを動かせるし、仲間と一緒にやることで心の健康にも繋がります。自分の健康は自分で作る。今日をきっかけに一緒に健康な生活を始めましょう!」とメッセージを送り、会場の高齢者たちと健康増進の意識を共有した。