料理・レシピ

《レンチン&食材ひとつ》「筑前煮」や「塩さばの甘酢漬け」など料理研究家が教える簡単作りおきおかず&アレンジレシピ8つ

【食材ひとつで】そのままでもアレンジでもおいしいボリュームおかず

切るなどの下ごしらえも最小限。そのまま主菜でも、副菜のボリュームアップ としても大活躍。

「ささみのにんにくじょうゆフライパン蒸し」のレシピ

下味をつけて蒸すだけ。冷ます間に味がなじむ。

「ささみのにんにくじょうゆフライパン蒸し」
「ささみのにんにくじょうゆフライパン蒸し」
写真11枚

《作り方》(作りやすい分量)

【1】鶏ささみ8本(400g)は水気を拭き、筋を除く。

【2】フライパンに【1】、しょうゆ・みりん各大さじ2、サラダ油小さじ2、おろしにんにく小さじ1を入れて絡め、10分おく。

【3】蓋をして中火にかけ、ふつふつとしたら弱火で2分蒸し焼きにする。上下を返し、再び蓋をして2〜3分蒸す。取り出して冷ます。

【アレンジ】細かく裂いて白髪ねぎとラー油と和える

「牛肉のごまマヨ和え」のレシピ

加熱のワザで牛肉が驚くほどやわらかな食感に。

「牛肉のごまマヨ和え」
「牛肉のごまマヨ和え」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】牛切り落とし肉400gはざっくりと8等分に分ける。

【2】小さめの鍋に水1Lを沸かし、水2カップを加えて混ぜ、弱火にする(湯の温度を約70℃にする)。【1】をひとかたまりずつ入れ、ほぐしながら火を通し、ざるに上げて水気を切る。

【3】ボウルに【2】、しょうゆ大さじ1/2を入れて混ぜ、粗熱をとる。

【4】別のボウルにマヨネーズ大さじ3、しょうゆ・みそ各大さじ1/2、砂糖小さじ2を入れて混ぜ、汁気を切った【3】を加えて和える。白すりごま大さじ2を加えて混ぜる。

【アレンジ】サラダにのせてボリュームアップ

「塩さばの甘酢漬け」のレシピ

くさみ抜き不要の塩さばを焼いて、簡単甘酢漬けに。

「塩さばの甘酢漬け」
「塩さばの甘酢漬け」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】塩さば3枚(約450g)は水気を拭き、腹骨と小骨を除いて3cm幅のそぎ切りにする。

【2】魚焼きグリル(予熱なし)に【1】を並べて強火で5〜8分焼いて火を通し、保存容器に取り出す。

【3】水大さじ4と1/2、酢3/4カップ、砂糖大さじ3、塩小さじ1/4を混ぜ合わせる。

【4】【2】に【3】を加え、ときどきスプーンで汁をかけながら粗熱をとる。蓋をして冷蔵室でひと晩漬ける。

【アレンジ】粗くほぐしてすし飯の具に

【「塩さばの甘酢漬け」アレンジ】「甘酢塩さばのわかめ和え」のレシピ

「甘酢塩さばのわかめ和え」
「甘酢塩さばのわかめ和え」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】塩さばの甘酢漬けのさば2切れは粗くほぐす。乾燥わかめ1gは水に5分つけて戻し、水気を絞る。

【2】ボウルに【1】、塩さばの甘酢漬けの漬け汁大さじ1を入れて和える。

「豚こまのソース辛子唐揚げ」のレシピ

豚こまを丸めて使えば少ない油&短時間で揚がる。

「豚こまのソース辛子唐揚げ」
「豚こまのソース辛子唐揚げ」
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《作り方》(作りやすい分量)

【1】ボウルにウスターソース大さじ3、練り辛子大さじ1/2を入れて混ぜる。豚こま切れ肉400gを加えてもみ込み、室温に20分おく。16等分にし、丸く平らに形を整える。

【2】バットに片栗粉適量を広げ、【1】を入れて軽く押しつけ、両面にまぶす。

【3】フライパンに深さ2cmまで揚げ油を入れ、160℃に熱する。【2】の半量を入れてこんがりとするまで4〜5分揚げ、取り出して油を切る。残りも同様に揚げる。

【アレンジ】レタス、マヨネーズとパンで挟んで、サンドイッチにする

◆教えてくれたのは:料理研究家 小林まさみさん

バンダナを巻いた女性
料理研究家の小林まさみさん
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工夫が満載の作りやすいレシピが人気。『小林まさみの料理教室 ていねいな献立づくりがわかる本』(山と溪谷社)など著書多数。

撮影/豊田朋子 取材・文/平井薫子

※女性セブン2025年10月9日号

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