後ろのデザインも手抜かりなし
青年アラジンと王女ジャスミンの愛と冒険の物語性に加えて、エキゾチックな衣裳や舞台装置の美しさも魅力(撮影/上原タカシ)(C)Disney
公演後は必ず衣裳のメンテナンスを行うという、コスチューム担当の金澤凪紗さん。収納棚にはあらゆる備品がスタンバイされている
ジャスミンの衣裳は揺れるビーズが可憐さを演出 (左:撮影/上原タカシ)(C)Disney
センターのブローチのような刺繍が豪華。肩紐にもビーズやスパンコールがふんだんに使われている
ジャスミンの履くゴールドの靴
魔人らしさが際立つジーニーの衣裳 (左:撮影/上原タカシ)(C)Disney
ブルーサファイヤのような宝石が配された肩のデザイン
手枷にもさまざまな形のビーズが。赤いラインに見える部分も、細長いビーズでできている
パンツに縫い付けられたティアドロップ形のビーズが動くたびに揺れる
つま先以外、舞台ではっきり見ることのないジーニーのブーツには、ゴールドやシルバーでこの世の造形とは思えない、抽象的な柄が手描きされている
人気ナンバー『理想の相棒─―フレンド ライク ミー』では、ゴールドの衣裳をまとったアンサンブルが登場(撮影/荒井 健)(C)Disney
アンサンブルの衣裳は肩紐部分にも装飾が。パーツはひとつひとつ手縫いする地道な作業
こちらは裾部分。金属製で動くとシャラシャラと音がする。「汗が触れると酸化しやすいので、変色を防ぐメンテナンスも欠かせません」
アラジン扮するアリー王子一行が街を練り歩く『プリンス アリー』のシーンで使われる黄やピンクの衣裳も、絢爛豪華