1か月で約4万人の賛同者
そんな中、国会では愛子さまの“未来”にかかわる重要な議論が進行している。
「意見表明の遅れていた中道改革連合が、自民党らと大筋で足並みを揃えることが明らかになり、『女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案』と『旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案』の2案がともに皇室典範の改正案に盛り込まれる見込みです。
高市早苗首相にとっては『(自身の政権で)皇族数の減少に制度的に対応した』という実績にもなるので、7月の国会会期末までに改正案をまとめるように後押ししています」(自民党関係者)
さらに最近、話題になっているのが、あるオンライン上の署名活動だ。
「かつて『週刊文春』の編集長を務めた人物が発起人となり、愛子さまが皇太子候補となれるよう皇室典範を改正することを求める内容です。活動主旨に《本来、皇室典範の改正は、「愛子天皇か、悠仁天皇か」という日本の根幹に関わる選択を含む問題です。(中略)日本国民が皇室を大切にする願いを込めて、皇室典範の未来志向の改正を求めます》と綴られており、愛子さまが悠仁さまに代わって皇太子となる将来を熱望する様子が伝わってきます。
署名活動は4月28日に開始され、1か月足らずの間に賛同者は4万人に迫る勢いです」(前出・皇室ジャーナリスト)
SNS上では「伝説の編集長が発起人」などと、その知名度とあいまって騒がれており、こうした世論は一定の広がりを見せる気配を見せている。もっとも、当事者たちは極めて冷静だという。
「今回の全体会議で皇位継承権については議論の対象になっておらず、男系男子でない愛子さまが皇位を継承する可能性はありません。そもそも、両陛下も愛子さまご自身も、こうした議論に巻き込まれることを望んではいらっしゃらないでしょう。
最近、愛子さま人気の高まりと皇位継承を一緒くたにした“仰天の意見”がさまざま飛び交っていますが、関係者も『将来の天皇は悠仁さま』と認識し、お支えしたいという気持ちを持っています」(前出・宮内庁関係者)
たしかに、成年皇族としてご公務に携わるようになってからの愛子さまの活躍はめざましい。
「ご公務で訪れる各地で絶大な人気を誇るだけでなく、その歩みは雅子さまの快復の歩みとも重なります。それだけに、愛子さまがご結婚後も皇室に残ることができれば、選択の幅が広がるという意味で、皇室にとっても両陛下にとっても非常に前向きな進展です」(別の宮内庁関係者)
一方で、それだけでプリンセスの未来が定まるわけではない。
「この先愛子さまがご結婚され子供が生まれれば、その子供の身分についてさまざまな意見が出てくることは想像に難くありません。ましてや、子供が男の子だった場合には『あれだけ人気があって、皇室に尽くされた愛子さまの子供なのだから、皇位継承権があってもいいのではないか』といった感情的な意見が出てくる可能性もある。そのため、愛子さまの将来をめぐる選択は、検討に検討を重ね、両陛下と慎重に判断されるでしょう」(前出・別の宮内庁関係者)
進みゆく皇室典範改正の議論がプリンセスの将来に与える影響は未知数だが、愛子さまが今後も皇室にとってかけがえのない存在であることに変わりはない。
※女性セブン2026年6月4日号