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睡眠不足はデブの原因に!美痩せに必須の睡眠を知る「おいしく学ぶクビレ女子会」レポート

健康だけでなくダイエットや美容の面においても、睡眠の研究が進んでいるみたい。

マイクをもって話す女性とそれを聞く客
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睡眠を楽しく掘り下げるプロジェクト「世界睡眠会議」が、東京・渋谷で「第1回おいしく学ぶクビレ女子会」を開催。

このイベントは、おいしい食事をいただきながら、睡眠の質の改善で15kgもの減量を達成した睡眠コンサルタント・友野なおさんのトークで眠りについて楽しく勉強できるというもの。

イベントは、3問の2択クイズからスタート。

【1】美肌のゴールデンタイムは22時から深夜2時である。○か×か
【2】よい睡眠をとるために最適な運動の時間は、0時に就寝した場合、翌日12時ごろ(12時間後)か、19時ごろ(19時間後)のどちらか
【3】女性らしい美しい体を作るために必要な睡眠時間は、6時間未満か7~9時間のどちらか

食事をしながら手を挙げる女性たち
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【1】の正解は×。お肌のゴールデンタイムとよくいわれているこの時間帯、実は根拠のない都市伝説なのだとか。これには、客席からも驚きの声が上がっていた。

「0時までには就寝することをおすすめしますが、22時に寝ていなくてはいけないことはありません」と友野さん。時間も重要だけど、大事なのは眠り始めの90分間に深く眠ることなのだそう。

【2】の正解は、19時ごろ。就寝時間から数えて19時間後が、1日で一番体温が高くなることから、その時間帯に運動するのがよいのだそう。

「ちょっとした腹筋やスクワットなど、強度が高い運動でなくてもOKです。続けることができる運動を行ってください」(友野さん、以下「」同)

【3】の正解は、7~9時間。

「睡眠時間と肥満度をグラフにしたとき、7~9時間の睡眠をとっている人が一番BMI値が低いというデータがあります。また、4時間睡眠の人と7~9時間睡眠の人を比べた場合に、4時間睡眠の方が73%も肥満度が高くなっているんです。5時間睡眠でも、50%高くなることがわかっています」

睡眠の量と質には個人差があるけれど、一般的な統計としては7~9時間が理想とされていいるという。また、この睡眠の質というのは、一言で簡単に説明すると「朝起きたときに“よく寝た”と感じる、熟睡感のこと」なのだそう。

“眠らないとブタになる”のはなぜ?

マイクをもち、話す友野なおさん
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「人生80年とした場合、睡眠が占める時間は25年といわれています。そう聞くと、睡眠時間を削らなきゃ、と思ってしまいそうですが、人間は眠らずには生きていけません。なので、その時間を美容やダイエットに活用して、いかに有効的な時間に変えていくかが重要になります」と友野さん。

削ることのできない時間を有効活用できるのならうれしい。続けて、「ひと昔前は“寝るとブタになる”なんていわれていましたが、“眠らないとブタになる”が真実なんです」と教えてくれたけれど、なぜ、睡眠不足がデブの原因に?

「まず、睡眠不足によって食欲中枢を刺激するホルモンが乱れることがわかっています。お腹いっぱい食べた、という刺激を送るホルモンが減るため、食べたいという欲求に負けやすくなるんです。それによってだいたい23%くらい、総摂取カロリーが増えるといわれています」

さらに、眠らないと糖質と脂質の代謝が悪くなるうえに、そういったものを多く含むものを食べたくなる、という研究結果も出ているのだとか。

質のいい睡眠をとるための9か条をチェック!

普段の生活を振り返って、下記の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみて。

スライドの横で話す友野なおさんと女性客たち
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□朝すっきり起きられない
□朝食を食べる意欲がない
□朝に排便がない
□休日に寝だめする
□午前中に眠気がある
□ベッドに入って5分以内に眠れる
□ベッドに入って30分以上眠れない
□夜中に目が覚め、眠れない
□昼間の活動レベルが低下気味

ひとつもチェックが入らない人は、友野さんも数人しか会ったことがないというけれど、5つ以上当てはまった人は、睡眠の質が低下している可能性があるというから要注意。生活習慣を見直してみて。

また、「世界睡眠会議」では、厚生労働省の『健康づくりのための睡眠指針2014』などを参考に作成した15項目の「ぐっすり心得」を提唱している。こちらもよい睡眠のための参考に。

・休みの日も決まった時間に起床する
・朝食をちゃんと食べる
・朝は、太陽の光をちゃんと浴びる
・20分くらいの昼寝を楽しむ
・夕方以降(電車の中も!)居眠りしない
・夕食前くらいまでをメドに、軽く運動する
・寝る前にカフェインを摂らない
・ぬるめのお風呂にゆっくり入る
・ベッドでテレビ画面やスマホを見つめない
・寝室はちゃんと暗くする
・ベッドに入る1時間くらい前からはタバコを吸わない
・寝酒はしない
・ベッドに入る前に音楽鑑賞やストレッチでリラックスする
・眠くなってからベッドに入る
・寝室の温度や湿度を快適にする

これらは無理にすべて行おうとせず、できることから始めてもOK。実行できそうなものからチャレンジすることが大事だという。

笑顔でマイクをもつ友野なおさん
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ちなみに、朝起きたら真っ先に窓際1m以内に立って15秒間空を見上げると、そこから14〜16時間後に眠気がくるように脳のスイッチが入るのだとか。ぜひ毎朝の習慣にしてみて。

睡眠には、美肌、ダイエット、アンチエイジングのほかにも、学力アップ、パフォーマンス向上、免疫力アップ、など、さまざまな効果があるという。さらに睡眠について知りたいという人は、2018年8月8日(水)に開催が決定している「第2回おいしく学ぶクビレ女子会」に参加してみては? 詳しくは公式サイトよりチェックを。

【データ】
世界睡眠会議「第1回おいしく学ぶクビレ女子会」
開催日 :2018/06/27(水)
開催場所:肉割烹 京風もつ鍋 もつ吉 渋谷
https://suiminkaigi.jp/

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