夏本番まであと少し。痩せて堂々と薄着になりたい！ でも、食べたいのも事実…。「痩せたいけど食べたい」というのは、ダイエッターなら誰でも持ち合わせているジレンマだ。
そんな私たちに救世主が現れた!? 『ファミリーマート×ライザップ』のコラボシリーズがそれ。ライザップとは、言わずとしれた肉体改造ジム。トレーニングはもちろん質のよい食事にも焦点を当て、美しい体作りを提唱している。ファミマとのコラボでは、「低糖質」にこだわって、サラダチキンのほか豆腐、カップ麺、チーズケーキなどさまざまな商品が展開中。
そこで、ダイエット絶賛実施中のライターMがこのコラボフードを調査！ 今回はスイーツに絞ってレポートしていきます！
しっとり濃厚！上品な味わいの『チョコチップケーキ』
食物繊維を加えたことで、糖質量を16.1gまで抑えたケーキ。ファミマのオリジナルブランド「FAMIMA CAFÉ＆SWEETS」の「厚切りチョコケーキ」と比べると、糖質40％オフになっているという。カロリーは315kcal。「厚切りチョコケーキ」は447kcalなのでかなりヘルシーなのがわかる。
しかも、ちゃんと濃厚だからすごい！ 頬張ると口いっぱいにチョコレートの香りが広がり、ビターなチョコチップがとろりと溶ける。密度の高いスポンジは、噛みごたえも十分。甘さ控えめでクドさも全く感じず、最後のひと口までおいしく食べることができた。
クセになる絶妙食感！『なめらかチーズケーキ』
オーストラリア産クリームチーズを使用したチーズケーキ。糖質は9.9gで、従来のチーズケーキと比べると半分もカットされているという。ただし、カロリーは244kcal。内容量は105gなので、正直言うとそれほど低くはない印象だが…。
スプーンを入れた感触は柔らかめ。クリームチーズ特有の酸味や塩気は感じつつもしっかりした甘みが舌を撫でる。もう少し甘みを抑えたらカロリーも控えられたかも？と感じつつペロリと完食。商品名になっているだけあってなめらかさは圧巻で、食べ終えたあとも舌に残る絶妙な食感だった。これなら満足感も高めなので、ほかの間食への欲求を抑えられるかも。
ふわ×とろの二重奏を楽しんで『2層のカスタードケーキ』
カスタードクリームの上にスフレケーキが乗った2層のカップケーキ。低糖質とされる卵と乳製品を主原料としているため、こちらも糖質9.8gとかなり低い。しかも内容量は85gで117kcal！ これは、ライザップコラボの中でもさらに安心度が高いスイーツと言えそうだ。
スフレケーキにさくっとスプーンを入れ、カスタードクリームと一緒にひと口。その瞬間、濃厚な卵の風味が口に広がった。ふわふわのスフレととろりとしたクリームの食感も面白い。100g以内の洋菓子は物足りなさを感じがちだが、これはしっかりボリュームを感じられる一品だ。
バナナ味で飲みやすいけれど…？『乳酸菌とプロテイン バナナ味』
米由来の乳酸菌が100億個はいったプロテイン飲料。260mlでたんぱく質12.2g、脂質0.5gと、絵に描いたような高たんぱく低脂質。糖質は2.5g。
飲んでみると…想像以上のバナナ味！ ひと口飲んだだけでも、しばらく口からバナナの香りがするくらいだ。甘さも十分で、飲みやすい工夫がされている。しかし、プロテイン飲料というものを飲まずに生きてきたライターMにとっては、少々ハードルの高いドリンクだった。プロテインのせいなのか“クセ”があって、まる1日かけてようやく飲みきるほどだった。ライターMの場合は、慣れるまでには時間がかかりそうだ。
＊ ＊ ＊
糖質が低いと、どうしても「味気ない」というイメージがつきまとうが、『ファミリーマート×ライザップ』のコラボシリーズは、低糖質とは思えないほどの濃厚さを感じた。ちなみに、ライターMのお気に入りは『チョコチップケーキ』！ なにより濃厚チョコレートがたまらなかった。この中でも一番の高カロリーだが、甘いものをすべてこれに置き換えれば摂取カロリーを自然と減らせそう…と、“甘い”考えをするのだった。ともあれ、夏まであと少し。このスイーツを上手に活用すれば、結果にコミットできるかも？
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