当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。現在59才、バツイチ独身、自らを「女の崖っぷちから、一歩落ちている」というオバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。
オバ記者が目指すのは、還暦を迎えるその日までに人生の伴侶をゲットすること。今回は、4週間計画でチャレンジしていた今話題の開脚ストレッチの途中経過。2週間続けてみてオバ記者の体はどこまで柔らかくなったのか――。
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前回の遺伝子検査で、私は“洋なし型”で、太るときはヒップ、太ももからという結果が出た。「脂質の摂り過ぎに注意。有酸素運動と並行して、下半身を引き締めましょう」と、実もフタもないご指摘にグーの音も出ない。
「本を読むときもベッドで寝転がってちゃダメ。ちゃんと座って読む」だの、「家の中を汚れに気づいたらすぐやる」だの、「テレビを見るときは足踏みをする」だのと、私のグータラぶりに喝!
でもね。いばって言うわけじゃないが、湯船の中で両ひざを揃えて左右100回+αを毎日続けているし、なにより、還暦の大開脚を目指して人生初のストレッチ。ちゃあーんとやってますよ。
酒量もぐっと減らして、ていうか、飲まないでいると、お酒って大量には飲めなくなるのね。「お代わりは?」「う~ん、いいや、お茶もらう」「えーっ! もう?」なんて会話が珍しくないのよ。
実はお酒抜きの暮らしを「1か月続けたら、かなりスカッとしたカラダになるよ」と聞いて始めたんだけど、そうなる前に大風邪をひいて2週間、体がだる~くてね。スカッ、どころがだらっ。棒に振っちゃった。