れんこんの節ごとに向いている調理法とは?
最後に、“ソムリエ目線”でのれんこんの調理法を紹介します。れんこんには節ごとに特徴を持っていて、調理に向き不向きがあるんです。
肉厚で大きなものは煮物、小さなものはサラダに◎
れんこんを使うときは、サイズごとに調理法を変えてみましょう。大きなものは肉厚で食感がよいので煮物などの加熱調理向き、小さなものはやわらかいのでサラダ向きなんです。
れんこんを使ったサラダはあまりイメージがないかもしれませんが、手軽にできるのでおすすめです。
簡単!れんこんサラダレシピ
作り方は、薄く輪切りにしたれんこんを、シリコンスチーマーまたは皿の上に広げてラップを掛けて電子レンジで2〜3分(500W)加熱します。このとき、半透明になっていれば火が通っています。
加熱したれんこんをマヨネーズやドレッシングなどであえれば、できあがり。お好みの野菜を加えてもいいですし、ナッツを入れてもおいしいです。
他にも、薄くスライスしたれんこんを油で揚げて、塩こしょうで味付けしたれんこんチップスもパリッとした食感がやみつきになりますよ。
◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/
構成/イワイユウ