今も続く体の不調 ワクチンは2回目が最後だった
で、発症7日で自宅隔離をとかれたけど、ちょっと調子が良いからと外出すると、翌日とか翌々日に身体が沈み込みそうなダルさに襲われたり、なぜか鼻風邪の症状が出たりする。
たとえて言えば、向こうにトンネルの出口が見えていて、お、もう少しで抜け出せそうだぞ、と小走りになるとまたまた暗闇に戻されて、光が遠のいていく。
その繰り返しだ。
「で、ワクチンは何回打っていたの?」と、私の注射嫌いを知る友だちから聞かれたし、そういえばかかりつけ医にも「最終的に何回打ちましたか?」と聞かれたっけ。
私は一昨年の6月に2回目、ファイザーのワクチンを打ったのが最後だった。昨年の9月末に子宮と卵巣の全摘出手術をするため、大学病院に入院したときも、PCR検査は受けたけど、ワクチンを打てとは言われなかった。
もし、私がワクチンを5回きっちり打っていたらコロナにならなかったのか。
注射が大嫌いな上、ワクチンの後遺症のニュースを聞いたりするとワクチンは2回でいいかなと思っていた私。だけど「絶対に感染しない」というなら、イヤ、リスクが少なくなるというなら5回、打つと思う。
そんな確約がないから、迷うんだけどね。
◆ライター・オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。
【330】65歳オバ記者が振り返る“激動の1年” 母親の死から、卵巣がん疑い手術、『あさイチ』生出演まで