上半身を白でまとめることでモノトーンコーデでもさわやかさ満点
2007年3月の長野旅行の際は、オフホワイトのコートに黒のパンツとブーツでモノトーンコーデでした。
「気品漂うモノトーンコーディネート。細身のコートとセンタープレスパンツで、Iラインが強調されています。ボトムとブーツの色をそろえることで、スタイルアップ効果は十分。少し高めのヒールブーツを合わせることで、サイドからの足元の抜け感が女性らしい印象になっています。
大人コーデは、ボトムとブーツはつながるように、ダークカラーをセレクトするのがポイント。そして、トップスは明るいカラーを取り入れると、顔周りも明るく、視線も上に上がり、スタイルアップ効果になります。ワントーンコーディネートにするときは、大きめのイヤリングや、アクセントになるネックレスをプラスすると、ワントーンでも視線を上げることができます」
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オフホワイトのロングコートを主役にブラウンの細身ブーツでスタイルアップ
2008年1月、長野県で行われた冬季国体開会式に出席された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。スタンドカラーのオフホワイトのロングコートを主役にブーツはブラウンをセレクト。
「ワントーンでまとめた優しい雰囲気のコーディネートですね。ブーツやバッグ、グローブなどの小物は黒ではなく、ダークブラウンで統一することで、オフホワイトのコートの優しい雰囲気を保ったまま相性よくまとまっています。ブーツは細身のヒールや、ポインテッドトゥを合わせることで、上品できちんと感のあるスタイルに。スタンドカラーのコートの大きめの丸みのあるボタンは、全体のコーディネートのアクセントにもなり、また、女性らしさも醸し出しています。
オフホワイトやベージュカラーの洋服を取り入れ、優しくやわらかい印象に仕上げたいときには、ブーツやバッグなどの小物は、黒でコントラストを強くつけすぎず、ブラウン系を合わせるのが吉。ベージュではなく、ダークブラウンであれば引き締め効果もあり、オフホワイトやベージュとの色とも相性良好です。オフホワイトやベージュのワントーンコーディネートに合わせる、ブーツをホワイト系にしてしまうと、膨張してしまうので注意が必要です」