
主流は球体の玉レタスですが、レタスには、ほかにもたくさんの種類があるんです。それぞれの個性とおいしさの違いを知れば、さらにレタスを好きになること間違いナシ。生だけでなく、炒めて蒸して……いろんな食べ方を楽しんで! 料理研究家の金子文恵さんが教えてくれた、さまざまな種類のレタスの特徴を活かしたレシピを紹介。
- 【ロメインレタスで】「ロメインレタスとあさりの中華炒め」のレシピ
- 【サラダ菜で】「サラダ菜しゅうまい」のレシピ
- 【サンチュで】「葉漬けの手まり寿司」のレシピ
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【ロメインレタスで】「ロメインレタスとあさりの中華炒め」のレシピ
茎に魚介の旨みをたっぷり吸わせて。
《作り方》(2人分)
【1】あさり200gは砂抜きをし、よく洗う。ロメインレタス1/4株(約80g)は4cmの色紙切り、長ねぎ6cm分は半分の長さに切って短冊切り、しょうが1/2片はせん切りにする。
【2】フライパンに長ねぎとしょうが、ごま油大さじ1を入れて中火で炒める。香りが立ったらあさりとロメインレタス、酒大さじ2を加えて蓋をする。
【3】あさりの口が開いたら、よく混ぜ合わせたオイスターソース・しょうゆ各大さじ1/2、水溶き片栗粉(水大さじ1+片栗粉小さじ1/2)を【2】に回し入れて炒め、全体にとろみをつける。
【サラダ菜で】「サラダ菜しゅうまい」のレシピ
ふんわりした葉は包みやすさも◎

《作り方》(2人分)
【1】サラダ菜10枚(約40g)は芯と葉に分ける。芯はみじん切りにして片栗粉大さじ1をまぶす。
【2】ボウルに鶏ひき肉200g、長ねぎのみじん切り5cm分、なめ茸50g、おろししょうが小さじ1/4、しょうゆ・酒各小さじ1、ごま油小さじ1/2を入れて粘りが出るまでよく練り、芯を加えて混ぜる。

【3】【2】を10等分にし、【1】の葉を丸めた中央に肉だねを詰め、それぞれ包む。
【4】蒸し器(直径15cm2段使用)にクッキングシートを敷いて【3】を並べ、15~20分ほど蒸す。
【サンチュで】「葉漬けの手まり寿司」のレシピ
漬けた葉に包んでコロンと食べやすく。

《作り方》(2人分)
【1】サンチュ10枚(約100g)は水気をよく拭き取り、ポリ袋などに広げながら塩昆布5gと交互に重ねる。
【2】砂糖小さじ2/3、しょうゆ小さじ2、酢大さじ1を混ぜ合わせ、種を抜いて輪切りにした赤唐辛子1/2本分と共に【1】へ加える。空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で4時間ほど漬けてサンチュの浅漬けを作る。
【3】温かいご飯400gを10等分にし、手まり状に丸める。
【4】汁気を切った【2】を広げて【3】をそれぞれ包む。器に盛りつけ、漬け汁の塩昆布と赤唐辛子を好みで上にのせる。