ビューティーディレクターの早坂香須子さんがむくみや冷え性の改善に役立つマッサージを伝授!
【マッサージ02】ひざ下で整えるポイントは、スネのライン
足のむくみは放置しておくと、そのままその太さになってしまうので要注意。スネのラインに沿って、さする上げることで改善を。
【1】足首の上に、手のひらが下になるよう重ねた両手を置く
【2】くるぶしの骨が凹んでいるあたりに親指を入れ、スネのラインに沿って、ひざまでさすり上げていく。これを2、3回、繰り返す
【3】膝裏に両手のひらを当て、左右交互に動かすようにして、さする
【4】反対側の足も同様に【1】から【3】を行う
「ひざの裏には大きなリンパ節が。ここは『ちょっと痛いな』と感じるくらいの強さで、しっかりとさすりましょう」
【マッサージ03】膝上のたるみも、ヒップアップも。大人の悩みをまとめてケア
ひざの上の嫌なたるみは、ピンポイントでマッサージを。さらに、太ももをさすり上げて、鼠蹊部にあるリンパ節に老廃物を流し込む。
【1】ひざ上のたるみに、両手の親指をあて、さすり上げる
【2】太ももに、両手の手のひらをあて、上方向へ向けてマッサージ。そのままお尻まで手を伸ばし、ウエストで手を返し、鼠蹊部にあるリンパ節へと老廃物を流し込む
【4】反対側の足も同様に【1】から【3】を行う
「太ももは、脚の両側の“デニムの線”を意識してマッサージしてくださいね」
【マッサージ04・05・06】二の腕、肩周り、デコルテをケアして姿勢矯正
続いて、上半身のケア。二の腕のたるみや肩こりなどを改善したい人は次の手順を試して。また、顔の美しさを引き出すように、デコルテを整えるマッサージも。
【二の腕マッサージ】
【1】左腕を肩の高さで真っ直ぐに伸ばし、右手で支える。左の掌(てのひら)は下向き
【2】左手をくるっと返す
【3】右手を少しずつひじの方へと動かしていく。これを数回、繰り返す
【肩周りマッサージ】
【1】掌が下になるように左腕を返す
【2】左腕を内から外へと回しつつ、右手で左腕のひじから肩をさする
【3】左脇から右手を入れて、左の肩甲骨に触れる
【4】左肩を回すように腕を開きながら、脇下のリンパ節に老廃物を流し込むイメージで、右手を引く
【デコルテのマッサージ】
【1】手を鎖骨の真ん中に置き、顔と腕が交差するように動かす
「PCでの作業やスマートフォンなど、日常生活では体を内側に丸めた姿勢をとることが多いはず。このマッサージでは、肩と胸を外へと開く動きをすることで、姿勢を矯正しながら老廃物も流すことができます」
1日の終わりに取り入れることで、むくみや悪姿勢の改善に役立てて。
文/Kano Numata
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監修:早坂香須子さん
はやさか・かずこ。ビューティーディレクター、メークアップアーティスト。元看護師 という医学的知識と観点から、インナービューティ、オーガニックプロダクトコンサルタントなど多岐にわたり活躍AEAJ認定アロマセラピーインストラクターの資格ももち、女性誌ほかで幅広く活躍。著書に、『100%Beauty Note 早坂香須子の美容AtoZ』(KADOKAWA)など