料理・レシピ

《これさえあればあと1品が手軽に》アレンジ自在「ゆで鶏」「塩豚」「鮭フレーク」基本レシピとアレンジレシピ

「塩豚」のレシピ

旨みが凝縮した豚肉は使い勝手抜群。

「ひと晩おいてしっかり脱水させることで、ゆでてもパサつきません。部位は、冷たくてもおいしい豚肩ロースが食べやすくておすすめ。こちらもゆで汁は捨てずに活用を。ペーパータオルをかけて保存すると、乾燥が防げます」

「塩豚」
「塩豚」
写真20枚

《材料》(作りやすい分量)

豚肩ロースかたまり肉…450〜500g(直径約8cm) 塩…大さじ1/2 長ねぎの青い部分…1本 しょうがの薄切り…1片分

《作り方》

【1】まな板にラップを敷いて豚肉を置き、全体をフォークで数か所刺す。塩を全体にすり込んでなじませ、ラップでぴっちりと包む。バットにのせ、冷蔵室に入れてひと晩おき、水気を拭く。

【2】鍋に長ねぎ、しょうが、水6カップを入れて中火にかける。沸騰したら【1】を加え、豚肉が水面から出るようであればかぶるくらいまで水を足す。再び沸騰したら厚手のペーパータオルで落とし蓋をし、弱火で30分ゆでる。上下を返して10分ゆで、火を止めてそのまま粗熱をとる。

【3】長ねぎとしょうがを除き、ゆで汁ごと保存容器に入れて【2】で使用したペーパータオルをかけ、冷めたら冷蔵室で保存する。

《Point》

塩はしっかりすり込んでなじませる
塩はしっかりすり込んでなじませる
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「塩は手ですり込み、まんべんなくなじませます。ラップを敷いて、その上で行うと塩が無駄にならず、そのまま包めます」

豚肉をラップでぴっちり包んでいる
ラップでぴっちり包む
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ひと晩おく間に豚肉から水分が出て塩となじむ。「ぴっちり隙間なく包むことでその塩水が豚肉全体に行き渡り、旨みになります」。

豚肉をゆでている
豚肉が沈むくらいの量の湯でゆでる
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「湯の量は豚肉が沈むくらいを目安に。ペーパータオルで落とし蓋をするとアクとりの手間が省け、パサつきも防げます」

ペーパータオルで落とし蓋をしている
ペーパータオルの落とし蓋でアク取りいらず
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【「塩豚」アレンジ】「即席チャーシュー丼」のレシピ

調味料とさっと絡める程度で塩豚のジューシーさをキープ。

「即席チャーシュー丼」
「即席チャーシュー丼」
写真20枚

《作り方》(2人分)

【1】塩豚1/2量は3mm厚さに切る。

【2】塩豚のゆで汁1/4カップ、しょうゆ・酒各大さじ1を混ぜ合わせる。

【3】フライパンに砂糖大さじ1、水小さじ1を入れ、中火にかける。薄く色づいてきたら【2】を加え、1分ほど煮詰め、【1】を加えてさっと絡める。

【4】器にご飯300g、【3】を等分に盛り、卵黄を1個分ずつのせる。粗びき黒こしょう少量を振る。

【「塩豚」アレンジ】「塩豚のにらしそキムチだれのせ」のレシピ

肩ロースでさっぱりポッサム風。たれの青じそがアクセント。

「塩豚のにらしそキムチだれのせ」
「塩豚のにらしそキムチだれのせ」
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《作り方》(2人分)

【1】塩豚1/2量は7mm厚さに、キムチ50gは大きければ食べやすく切る。にら30gは1cm幅に刻み、青じそ10枚はひと口大にちぎる。

【2】塩豚以外の【1】、ごま油小さじ2、しょうゆ小さじ1/2を混ぜ合わせる。

【3】塩豚を器に盛り、サンチュ適量を添える。塩豚に【2】をのせ、サンチュで巻いて食べる。

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