料理・レシピ

枝豆が紫外線対策の救世主!? 日焼け対策で内側からケアする食材&漢方薬

ターンオーバーを促進するたんぱく質

ターンオーバーをスムーズに進めるのに必要な栄養素の1つがたんぱく質で、たんぱく質には動物性と植物性があります。日本人は1:1の割合で摂るのが効率的だという報告もありますが、動物性たんぱく質に比べ植物性たんぱく質が不足しがちです。

植物性たんぱく質を含む食材として知られている大豆以外の食材を3つ紹介するので、食事に取り入れてみましょう。

枝豆

枝豆
豆と野菜の両方の特徴をもっているのが魅力の枝豆
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枝豆は大豆の未成熟豆で、たんぱく質が多い豆とビタミンが豊富な野菜の両方の特徴をもっています。たんぱく質含有量は11.7g/100g(日本食品標準成分表2020年版(八訂))。細胞の産生や再生を助ける葉酸も多く含み、肌のターンオーバーを支えます。

ゆでて食べるのが定番ですが、焼き枝豆もギュッと濃縮した味が楽しめるのでおすすめです。洗った枝豆をさやごとフライパンで焼き、両面に焼き目をつけます。さやが少し開いたら完成です。

そば

ざるそば
意外とたんぱく質量が多く、ルチンも含むそば
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そば粉100gには、たんぱく質が12.0g含まれています(日本食品標準成分表2020年版(八訂))。ほかにも、そばに含まれるルチンには毛細血管を強化する働きがあり、血流改善が期待できます。

麺だけでなく、そば米(そばの実をゆでて、そば殻をはずし乾燥させたもの)を普段の米に混ぜて炊くと、たんぱく質を強化したごはんにすることもできます。

小豆

いとこ煮
無糖のゆであずきを料理に活用するのもおすすめ!
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ゆで小豆は100g中に8.6gのたんぱく質を含みます(日本食品標準成分表2020年版(八訂))。小豆の赤色の素になっているアントシアニンは抗酸化物質で、細胞を紫外線のダメージから守ったり、紫外線のダメージを受けた細胞を修復したりする働きがあります。

無糖のゆで小豆は料理にも活用できます。スープの具やかぼちゃと合わせて煮たり、キーマカレーに使ったりしてもおいしく食べられます。