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枝豆が紫外線対策の救世主!? 日焼け対策で内側からケアする食材&漢方薬

シミや日焼けには漢方も!

食事を工夫し、日焼け対策をしていても心配というときは、皮膚科でも使われている漢方薬をのむという方法もあります。

血流が悪くなったり生理などで血液が不足したりすると、肌の隅々にまで栄養が届かなくなります。すると、老廃物や毒素を排出する水分の循環が滞って新陳代謝がスムーズに行われなくなるため、肌のトラブルが生じるというのが漢方の考え方。

そのため、血液を補ったり、血流や水分の流れを促し、肌の新陳代謝をよくしたりする働きのある漢方薬を選ぶといいでしょう。

シナモンや八角
漢方薬でも日焼け・シミ対策ができる
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漢方薬は気になる症状の改善だけではなく、自然治癒力を高めることで心と体の理想の健康を目指せます。例えば、血流や水分の循環を改善することは、冷えやダイエットなどにも効果があります。

紫外線による肌トラブルに悩む人におすすめの漢方薬2つ

・桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

体内で滞った血(けつ)の巡りと水の流れをよくする働きのある漢方薬です。血と水の巡りがよくなることで肌の代謝が改善されて、シミの改善が期待できます。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血の不足を補い、血液の流れと水の代謝を促し、体を温める漢方薬です。やせて体力がない場合や、めまい、肩こり、足腰の冷えなどの改善にも用いられます。

→「当帰芍薬散」について詳しく知る

漢方薬を始めるときの注意点

漢方薬は繰り返す不調に対して、根本からの改善が期待できる薬です。そのため、食事の工夫などでは不調が改善しなかった人でも、効果を感じる場合が多くあります。

ただし、漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるために、服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。

早めの対処で日焼けを防ぐ

春先から秋口までは紫外線の量が増えるので、対策の強化が必要です。紫外線のダメージから肌を守るためには体の外側からと同時に、内側からの取り組みを進めるのがおすすめです。植物性たんぱく質にも意識を向けて、動物性・植物性のたんぱく質をバランスよく摂ることができる献立を立ててみてください。

◆教えてくれたのは:管理栄養士・小原水月さん

小原水月さんの写真
管理栄養士の小原水月さん
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おはら・みづき。管理栄養士。ダイエット合宿所、特定保健検診の業務に携わりのべ600人以上の食事と生活習慣をサポート。自身が漢方薬を使用して体調回復した経験から、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。あんしん漢方(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/)などで執筆中。

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