そうなのよね。このジムが30秒ごとにマシン、足踏み、マシン、足踏みを繰り返すサーキットトレーニングをするのは、筋肉量を増やすためで痩せるのは二次的なこと。それで、やや、ぽっちゃりの会員さんに帰り道、「痩せました?」と聞いたら、「痩せるどころか、太っちゃった。やり方が悪いのかな」だって。私だけじゃないんだ。
そこで聞いたわけ。「ここに来てから太る人と、痩せる人の差は何?」と。するとトレーナー嬢は、「食事ですね。痩せたという人に聞くと、間食をやめたとか、タンパク質多めの食事にしたとか、何かしら変えて、続けているんですよ。運動をしてお腹が空いたから食べちゃったでは、筋肉量は増えても体重は落ちません」ですと。あ、イタタタ。
で、今回はお腹まわりに効くマシンを、特に熱心にやってみたの。腕っぷしを鍛えるようなマシンは、腹圧をギゅッと高めないと、右、左と、リズムよく上がらない。もうひとつの、バーを持って腰かけ前屈は、「ンッ」とお腹全体に力を入れて、ウエストで体を折る。
どっちも、だらっとすると「何してんですか~」ってくらい楽チンだけど、トレーナー嬢が横にいて指導してもらうと、「何ですか、これはッ!?」ってくらい地味にきついんだよね。30秒で15回を目標にしているけど、これがなかなかどうして。
最後にお腹に効くストレッチが、伸び。腕とお腹を長~く伸ばして7秒。さらに、あと1cm伸ばして7秒。これだけで、もうひと汗かくから不思議よ。
ずいぶんお腹に効いた気がするけれど、次にやることは食事の見直しね~。どうしたもんじゃのぉ、と思っていると一冊の本に出合ったのよ。その話はまた次回。
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オバ記者(野原広子)
1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
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