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《独占》劇団四季『アナと雪の女王』アナとエルサが明かすオーディション秘話から「慣れだれ崩れ」ない方法まで《ディズニーミュージカル30周年記念企画》

私生活でもアナとエルサそのもの

──三代川さんの前向きで大胆なところはアナと似ていますね。

三代川:はい、自分でもそう思います(笑い)。仕事に関しては多少慎重に考えられるのですが、オフのときの私は楽観的で、勢いで進めていくタイプ。事前に調べずに行動して、何かが起きてから「あ、そうだったんだ」みたいなところは、アナっぽいですよね(笑い)。

谷原:そうなんだ(笑い)!? 私は調べてからじゃないと動けないな。

三代川:谷原さんはエルサにそっくりですよね。

谷原:そうなの。私はしっかりしなきゃ、頑張らなきゃと思うエルサタイプ。実生活で長女だからかな。家庭は厳しかったので両親の言うことは絶対だったし、弟とは小さい頃、どこにでも一緒に出かけるくらい仲良し。そういう環境もエルサと似ているんですよね。

でもそれ以上に、どのディズニー作品のヒロインを見ても、必ず自分と似ていると思えるんですよね。アリエルもナラもそう。まだ自分が演じたことのないディズニー作品を見ていてもそう感じるんです。

それはきっと、彼女たちが自問自答しながらも、自分の生きる道を決めていくから。だから共感できるし、勇気をもらえるんじゃないかなと思います。

実生活でも長女で慎重派と話すエルサ役・谷原志音さん
実生活でも長女で慎重派と話すエルサ役・谷原志音さん
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三代川:本当にそうですよね。ディズニー作品は家族愛や姉妹愛、いろいろな愛がテーマになっているので、誰が見ても深く共感しやすいのかなと思います。私も日々、舞台に立ちながら愛を感じています。

谷原:最後のフィナーレではたくさん愛を学んで、感じて、あったかい気持ちになります。終わると普段の性格よりちょっと明るくなります。

──演じるうえで大変だったことはありますか?

谷原:エルサの葛藤に気持ちが入り過ぎて本当に苦しくなってしまい、体が思うように動かなくなってしまったことがありました。たとえば戴冠式のシーンでは『危険な夢』というナンバーの“隠して”という部分を歌おうとすると喉が詰まって声がものすごく小さくなってしまったり、アナに手袋を取られてしまうシーンでは右腕が上がりにくくなってしまったり。

──いわゆる“役が憑依する”タイプなんですね。舞台を降りても役のままですか?

谷原:そうですね。エルサを演じているときの私には話しかけづらいと後輩が噂しているのを聞いたことがあります(笑い)。

三代川:私はわりと切り替えが自然とできるタイプで、寝たらすぐリセットされちゃいます(笑い)。舞台を降りれば普段の自分とあまり変わらないですね。