ところが舌先で食べると、食べ物が喉にいかないから、食べ物の形がなくなるまで噛んでいられるんだわ。こうなると、口と胃がつながっているような感覚になって、胃に落ちた食べ物の温度も量も、実感としてわかるの。
口を動かしているときは、目をつぶっていたほうが集中して味が感じられてることも、やっているうちにわかったわ。そして、1回目からいつもよりずっと少ない量で、「もういいや」になったのは本当にびっくり。そしてこうして食べると、ちっとも眠くならないの。
食べる量を無視しないで減らして、体を動かす。これでデブから抜けられないワケがないよ! で、体の変化と、それが本に書いてあった、「瞑想」の域まで達するかどうかの話は、次回に。
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オバ記者(野原広子)
1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
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